Notion

Notionで管理しているタスクに「完了」のチェックボックスを追加する

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o_wani

Notionでタスク管理をしていると、タスクの完了操作を簡単にしたいと思うことがあります。

こんな方向けの内容です
  • Notion初心者
  • すでにNotionでタスク管理してる
  • タスクの管理をステータス「未着手」「進行中」「完了」などのセレクト要素で管理している

今回は、チェックボックスとオートメーションを組み合わせて、ワンクリックでタスクを完了できる仕組みを紹介します。

1
「完了」のプロパティ

チェックボックスプロパティの追加

下記に設定手順を記載します。

  • 1:[ + ]を選択する
  • 2:[ チェックボックス ]を選択する
  • 3:「チェックボックス」というプロパティ名を任意の名前に変更する
      私は文字幅を少なくしたいので、✅にしてみました(絵文字)
  • 4:[ チェックボックス✅]のプロパティが追加されたことを確認
      列の幅は極小にしておきました。

列をずらして、チェックしやすい位置にもっていきましょう。ファーストビューで目に入ってくる位置にしました。

これで、タスク完了用のチェックボックスの設置が出来ました。

タスクが完了した場合には、チェックを入れるわけですが、すでにある「状態」というプロパティと連動させたいので、チェックを入れたとき「状態」を自動で「完了」に変更させましょう。

このとき、オートメーションという仕組みを使用します。

2
状態との連動

オートメーションの設定

今回は、下記のオートメーションを定義します。

  • チェックボックスONにしたとき:「状態」を「完了」に変更
  • チェックボックスOFFにしたとき:「状態」を「進行中」に変更

OFFにしたときは、一気に「未着手」まで戻すでもいいと思います。

設定は右上にある「⚡️」かみなりマークを押し、[+ 新規オートメーション]から作成しましょう。

オートメーション

チェックボックスONのときの設定

トリガーの設定

  • トリガー:「プロパティが変更されたとき」
  • プロパティ:「✅」
  • 条件:「true に変更」

アクションの設定

  • アクション:「プロパティを更新」
  • プロパティ:「状態」
  • 値:「完了」
オートメーション

チェックボックスOFFのときの設定

トリガーの設定

  • トリガー:「プロパティが変更されたとき」
  • プロパティ:「✅」
  • 条件:「false に変更」

アクションの設定

  • アクション:「プロパティを更新」
  • プロパティ:「状態」
  • 値:「進行中」

これでチェックON/OFFしたときに「状態」も連動して変わるようになりました。

タスク完了時

  • チェックボックスをクリック(✅)
  • 自動的にステータスが「完了」に変更
  • 完了タスクビュー(後述)に移動

完了取り消し時

  • チェックボックスのチェックを外す
  • 自動的にステータスが「進行中」に変更
  • 未完了タスクビュー(後述)に表示
3
状態のフィルタリング

ビューの設定

すでにあるビューで、「状態」の絞り込みをして、「完了」していないものだけを表示するとしてもいいし、新規でビューを追加してもいいと思います。

未完了タスクビューと完了タスクビューの設定例を記載しておきます。

完了していない

未完了タスクビュー

ビューを追加して、ビュー名「未完了タスク」に設定しておきましょう。

フィルターを追加

  • プロパティ:「状態」
  • 条件:「次の値ではない」
  • 値:「完了」

並び替えを設定

  • 優先度(降順)
  • 期限(昇順)

これで「状態」が「未着手」または「進行中」のタスクのみ表示されます。

完了している

完了タスクビュー

ビューを追加して、ビュー名「完了タスク」に設定しておきましょう。

フィルターを追加

  • プロパティ:「状態」
  • 条件:「次の値に等しい」
  • 値:「完了」

これで「状態」が「完了」のタスクのみ表示されます。

チェックボックスとオートメーションを組み合わせることで、タスク管理がより直感的で効率的になります。設定は少し手間がかかりますが、一度設定してしまえば、日々のタスク管理が格段に楽になりそうです。

ぜひ、みなさんも試してみてください!

STAFF
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スタッフ
大学卒業後、15年間WEB業界で働く。現在はマネジメントに従事していますが、ChatGPTの登場に触発され、このブログを再開。AIをパートナーに、自分で手を動かして実装する楽しさと喜びを再発見中。時代が変わりつつある中でも、陳腐化しない情報発信も目指しています。
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