2023.10.30 2023.11.29

AWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C03)に合格体験記

o_wani

AWSの認定資格であるAWS Certified Solutions Architect – Associate (SAA-C03)、ソリューションアーキテクト– アソシエイトを受験しました。

どんな試験？

幅広い AWS のサービスにわたる AWS テクノロジーに関する知識とスキルを問われる。

AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイトは、幅広い AWS のサービスにわたる AWS テクノロジーに関する知識とスキルを示します。この認定の焦点は、コストとパフォーマンスが最適化されたソリューションの設計にあり、AWS Well-Architected フレームワークに関する深い理解を示します。この認定は、認定された個人のキャリアプロファイルと収益を向上させ、利害関係者やお客様とのやり取りにおける信頼性と自信を高めます。

この試験では、コーディングの深い実務経験は必要ありませんが、基本的なプログラミングの概念に精通していると有利です。
https://aws.amazon.com/jp/certification/certified-solutions-architect-associate/

私自身は、仕事でAWSも使いますし、Qiitaなどの記事で、AWSの認定資格の合格体験記みたいなものはよく読んでました。

いつかは私も、資格取得してみたいと思っており、今回タイミングを得られたので、合格までの流れを書いておこうと思います。まったくのAWS初心者ではなく、AWSのベーシックなサービスは業務で3年は使っていましたので、勉強の期間は短縮できました。

きっかけは？

資格取得は、今後の人生に役に立つかどうかは重要なポイントだと思います。そこで資格受験に思い立った動機を2つ記載します。

１．AWSのサービスについて体系的理解を深めたいと思った

これまで仕事で、EC2やFargateなどいろいろなAWSのサービスを利用してきました。AWSのサービスは、とても多く種類があるので、知らないことがまだまだたくさんあるし、コストも含め効率が良いサービスの組み合わせが理解でき、提案できれば、仕事でも有用であり、役に立つと思いました。資格取得を通してAWSのサービスを体系的に理解しようと思いました。

実際、資格取得の勉強をする過程で、これまで知らなかったサービスを知ることもできたし、用途により、コストの面でも最適な組み合わせがあることも理解できました。

２．AWS 試験が 50% 割引になる最後のチャンス

資格取得しようと最後に決めたのは、半額で試験受けられるチャンスがあったからでした(笑)

こんなメールが届いていたので、思い立ちました。

AWS のトレーニングや認定に興味をお持ちなら、AWS 認定取得: Associate チャレンジをフル活用しましょう。このチャレンジは、デジタルトレーニング、練習問題などステップに沿った学習をとおして、何千人もの仲間と共に、認定取得に向けて準備を整えられるように作られています。9 月 29 日までに登録してチャレンジに参加し、最終試験に適用できる 50% 割引のバウチャーを受け取りましょう。 AWS 認定取得: Associate チャレンジの登録は、2023 年 9 月 29 日に終了します。みなさまの参加登録をお待ちしています！
AWSからのメール「AWS 試験が 50% 割引になる最後のチャンスです」より

こうして、まんまとAssociateチャレンジに参加しました。

合格までにやったこと

学習期間は、1ヶ月くらいで、平日1時間、休日2-3時間ほどを使って学習しました。勉強内容は以下の主に2つです。時間配分も書いておきます。

その1‐ AWS 認定取得: Associate チャレンジステップに沿って・・・・2〜3割
その2‐ 電子書籍「AWS認定資格ソリューションアーキテクト-アソシエイトの試験対策から学ぶ！超クラウド入門書【SAA-C03】」とping-tの練習問題集・・・・7〜8割

ほとんど「その2」に時間を費やしました。

その1‐ AWS 認定取得: Associate チャレンジステップに沿って

最初は、AWSから定期的にメールが届く「Associate チャレンジステップ」というものを参考にしました。試験までに必要なことを教えてくれるメールです。このメールには、AWSの認定資格試験に合格するために必要な知識やスキルについての情報が含まれています。

たとえば、AWS 認定公式練習問題集をこなして、どんな問題がどんな難易度で出題されるのかを把握することができます。これにより、試験に向けて自身の弱点や改善すべき点を特定し、準備を進めることができます。

「Associate チャレンジステップ」のメールは、情報を短くまとめて提供してくれるため、忙しい方や時間に余裕がない方にとっては非常に便利な手段です。

Associate チャレンジステップ 1

まず、受験予定の Associate 試験のリソースハブにアクセスしましょう。
・AWS Certified Solutions Architect – Associate リソースハブ
・AWS Certified Developer – Associate リソースハブ
・AWS Certified SysOps Administrator – Associate リソースハブ

リソースハブの「ステップ 1」にある、試験と出題形式を確認してください。受験予定の試験の試験ガイドをお読みください受験予定の試験のAWS 認定公式練習問題集に登録し、出題形式に慣れていきましょう
AWSからのメール「AWS 認定取得: Associate チャレンジステップ 1 & 2」より

問題が、けっこう難しいので、ちゃんと勉強しないと合格できないということがわかりました。

Associate チャレンジステップ 2

次に、「ステップ 2」に進みAWS Skill Builder から自分のペースで進められるデジタルコースに登録し、試験で出題されるトピックを確認して、知識の足りない部分を埋めましょう。 AWS Skill Builder では、無料とサブスクリプションのデジタルトレーニングを提供しています。受験する試験のリソースハブ内に、それぞれの認定資格ごとの推奨デジタルトレーニングがリストされています。AWS Skill Builder から推奨のデジタルトレーニングを受講しましょう。
AWSからのメール「AWS 認定取得: Associate チャレンジステップ 1 & 2」より

ここのデジタルトレーニングは、特に確認していません。次に進みます。

ステップの3と4ですが、

Associate チャレンジステップ 3

認定試験の準備は順調ですか？前回のメールでは、試験と出題形式、さらに AWS Skill Builderのおすすめデジタルトレーニングをご紹介しました。いよいよ次は受験準備です。次のステップで進めましょう: AWS 認定受験申込み無料の試験準備コースに登録するか、実践的なスキルの構築に役立つ練習教材を含んだ強化版を利用できるサブスクリプションに登録します日程を確認し、試験準備ワークショップ(Solutions Architect 、Developerのみ)に参加します
AWSからのメール「AWS 認定取得: Associate チャレンジステップ 3」より

試験申し込み忘れないでという内容ですので、ステップ3は特に参考になるものではないですね。

Associate チャレンジステップ 4

認定試験の準備は順調ですか？AWS 認定取得に向けて進みましょう！

準備をとおして、自信が付いてきたはずです。

もし AWS Skill Builder のサブスクリプションへの登録がまだでしたら、ぜひこの機会にお試しください。ご登録いただくと、選択した試験の完全版の認定公式模擬試験にアクセスできます。模擬試験を受けていただくことで、ご自身の準備状況を確認でき、自信を持って試験当日を迎えることができます。
AWSからのメール「AWS 認定取得: Associate チャレンジステップ 4」より

「選択した試験の完全版の認定公式模擬試験」が気になりますね。