AWS

Amazon EC2(Amazon Linux)でWordPressをインストールし、Nginxで表示させる手順1

amazon_web_service
o_wani
この記事は作成から8年以上経過しているため、内容が古くなっている可能性があります。

サーバを新規で準備する際に、AWSのEC2を利用。

今なら1年間の無料枠があるため、試してみることに。AWSがWordPressの構築手順を準備してるので、それを参考に手順をまとてみました。「手順1」「手順2」「手順3」に分けて記載します。

AWSのアカウントは事前に準備。アカウント作成がめんどくさいかもw

インスタンスの作成

aws_instance

「インスタンスの作成」をクリックします。

1. AMI の選択

amazon_linux

無料利用枠対象の「Amazon Linux」を選択。

2. インスタンスタイプの選択

無料利用枠対象の「t2.micro」を選択。
「確認と作成」ボタンをクリック。

3. セキュリティグループの編集

「セキュリティグループの編集」をクリック。
ステップ 6: セキュリティグループの設定画面にて以下の作業。

  1. タイプ:HTTP
  2. タイプ:HTTPS

をルールに追加。
「確認と作成」ボタンをクリック。

4. 作成

「作成」ボタンをクリック。

既存のキーペアがある人は既存のものでも良いし、キーペアがない人は新規作成。
このキーペアでのちにログインして作業。ここでキーペアを新規で作成した場合
pemファイルがダウンロードされるはずです。

「インスタンスの作成」ボタンをクリック。
作成完了後、「インスタンスの表示」で作成したインスタンスを確認。
最初ステータスチェックの項目が「初期化しています」になっているが
時間が数十秒経てば「2/2 のチェックに合格しました」になる。

新しいアドレスの割り当て

「Elastic IP」でパブリックIPアドレスを割り当てる。

1. 新しいパブリックIPアドレスの作成

サイドメニューのネットワーク&セキュリティ > Elastic IPをクリック。
「新しいアドレスの割り当て」ボタンをクリックし、「関連付ける」をクリック。

「新しいアドレスのリクエストが成功しました」

となる。

2. アドレスの関連付け

その後、IPアドレスを選んで、「アクション」 >「アドレスの関連付け 」をクリック。
dynamic_ip_address

「インスタンス」と「プライベートIPアドレス」を選んで

match_private_address

「関連付ける」をクリックします。
これでパブリックIPアドレスが割り当てられました 。

SSHログインする

ここから先は、windowsで作業し、SSHのクライアントとしてputtyを使用することを前提。

pemをppkに変換

putty は、プライベートキー形式(.pem)をネイティブにサポートしていません。
putty には、キーを必要な putty 形式(.ppk)に変換できる puttygen と呼ばれるツールが含まれています。

  1. windowsの[スタート] メニューで
    [コンピューター] > [ローカルディスク(C:)] >[Program Files (x86)] > [PuTTY] > [puttygen]
    をクリックします。

  2. [File] > [Load private key] を選択します。
    putty_load_authfile

  3. ファイルの種類は[All Files (*.*)] を選択します。
    putty_select_keyfile
  4. .pem ファイルを選択し、[開く] をクリックします。
    [OK] をクリックして、確認ダイアログボックスを閉じます。
  5. [Save private key] をクリックして、(.ppk)形式でキーを保存
    putty_save_ppk
  6. パスフレーズなしでキーを保存することに関する警告が表示されますが
    [Yes] をクリックします。

これでプライベートキーがputtyで使用できる形式になった。
このキーを使ってSSH接続をします。

2.puttyで接続

puttyを起動します。

puttyの設定

  • HostName:ecw-user@52.XX.XX.XX
    (XX部分はパブリックIPアドレスを指定)
  • Port:22
    (通常はポート番号は22、変更している場合は別途指定)
  • [Connection] > [SSH] > [Auth]から「Browse..」.をクリックし、ppkファイルを選択
    putty_ssh_auth
  • ppkファイル選択後、Sessionをクリック
    putty_save_session
  • Saved Sessionsに保存名を記載し、「Save」

puttyでの接続

前の手順で保存したSession名をクリックし、接続する。
putty_load_session

新規サーバへの接続に関する警告が表示されますが
[Yes] をクリックします。

putty_login_aws

接続できました。

続き:手順2:Nginx+MySQL+PHP環境の構築~WordPressの表示まで

参考
puttyを使ったSSH接続手順は、AWS公式ドキュメントにも記載されている。

STAFF
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スタッフ
大学卒業後、15年間WEB業界で働く。現在はマネジメントに従事していますが、ChatGPTの登場に触発され、このブログを再開。AIをパートナーに、自分で手を動かして実装する楽しさと喜びを再発見中。時代が変わりつつある中でも、陳腐化しない情報発信も目指しています。
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